つむりの暮らし手帖

晴れの国からこんにちは。

マザリーズで話せなくなった日

娘と遊んでいた時のことです。

飛行機ごっこでCA役を割り振られたので声のトーンを上げたところ、娘に全否定されました。

とにかく私がいつもと異なる可愛い声(←娘曰く)で話すのが受け入れられないらしく、普段の娘ではあり得ないような凄みのあるゲンナリ顔をし、「イヤアアアア!」と大声を上げ、私をポカポカと叩き、それでもおさまらず床に転がり手足をジタバタした後、数回でんぐり返ってようやく落ち着きました。

ちょっとおもしろかったので再び赤ちゃんに話すように話したところ(いわゆるマザリーズと呼ばれる話法です)、またしても大暴れ。二度とやるまいと誓ったけれど、やっぱりちょっとおもしろい(←やめなさい)

ともかく、お母さんがいつもと違うのは幼児にとって壊滅的なイベントになり得ることを痛感した出来事でした。確かに、心の基地が突然変貌するのは世界の底が抜けるレベルの危機であるようにも思う。

絵本の読み聞かせや、お人形遊びのお人形役で声色を変えるのは平気みたいです。寝かしつけの時に声のトーンを落として静かに話しかけるのは「こっちの可愛い声はすき」と言ってました。赤ちゃん時代からずっとやってたことなので違和感が少ないのでしょうね。