つむりの暮らし手帖

晴れの国からこんにちは。

新幹線の距離に転居した直後の選挙が存外に面倒だった話。不在者投票だん。

遡ること2週間ほど前、前住所地の選挙管理委員会からお葉書をいただきました。

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要約すると、転入届のタイミングの兼ね合いで新住所地の選挙人名簿に登録されていない場合は前住所地で投票できますという内容。方法は3つあり、

  1. 前住所地の投票所で投票する(←新幹線の距離……)
  2. 前住所地で期日前投票する(←新幹線の距離……)
  3. 転入先または滞在地で不在者投票する

実質的に3の方法しか取れないので3で。

いただいたハガキの右半分に必要事項を記入し、葉書を丸ごと封書にて返送した翌々日、厳封されたレターパックプラスが届きました。

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黒塗り部分は選挙管理委員会の角印

開けちゃダメと読んだ気がしたのでそのまま保管。

不在者投票の期間にレターパックを抱えて期日前投票所に行くと、別室(多分選管の事務室)に案内されました。

選管係員2名の立会いのもと、レターパックの中の封筒を開封しました。

ちなみにレターパック開封してよかったそうです。レターパックの中の「開封厳禁」と書いた封筒だけ持参すればよかったそうで。

開封厳禁」の封筒の中身は下記(うろ覚え)

  • 証明書
  • 投票用紙3枚(小選挙区比例区、国民審査)
  • 投票用紙を入れるための二重封筒
  • 候補者/政党一覧(前住所地のもの)

「証明書」とは選挙人名簿に載っていることを示すもので、開封されていると無効です。中の情報に基づき本人確認。

投票用紙が未記入であることを確認後、前住所地の候補者/政党一覧を元に投票しました。係員の距離が近いので何となくやりにくかったです。実は前住所地の候補者に投票することが盲点で少し悩みました。現住所地で投票と思って現住所地の候補者をチェックしていたんですが、気が早すぎました。

投票用紙を記入、二重封筒に入れて封をし、二重封筒に署名して係員に渡す作業を3回繰り返しました。

部屋にいる間は係員の方が細かなチェックリストをひとつひとつ確認されてました。お疲れ様です。お時間取らせてすみません。

レターパックの中身は回収されたため写真はありません。写真撮っていいですか?と言える雰囲気でもなかったです(笑)

Twitterに画像をアップしている方がいらっしゃいました。みんな用意周到!

Twitter検索結果│不在者投票 レターパック

 

おさらい

  • 転居後、現住所地の選挙人名簿に登録されていないときは、前住所地の不在者投票ができる
  • 郵送等で前住所地の投票用紙を取り寄せれば現住所地で投票できる
  • レターパックは開けてよい(開封厳禁と書かれた封筒は開けない)
  • 投票は前住所地の候補者/政党一覧を見て行う
  • 不在者投票期日前投票よりも時間がかかる

 

不在者投票について

 

10月末の選挙なのに、7月で選挙人名簿が区切られていたことになんとなく納得いってないのですが、現住所地に3ヶ月以上居住していることが登録の要件なんですって。逆に転出したときは4ヶ月経過してから抹消されるそうです。へー。

 

20回くらい押したいですね(若者には通じないであろうネタ)