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くらしのおと。

24時間、365日をいきている。

派遣社員の育休復帰体験談

前回は派遣社員として産休育休をとった体験を書きました。今回はその後の職場復帰について書いてみようと思います。

派遣社員の育休復帰

派遣社員が育休復帰する場合、元の職場に戻れるとは限りません。そもそも派遣社員の育休復帰率がかなり低いようですし、産休前の職場でよほど重宝されていたなどの理由がないと戻れないことの方が多いと思います。

わたしの場合も、産休前の職場はプロジェクトが忙しい期間限定でしたし、育休後に新しい派遣先を探すことになりました。

 

わたしの育休復帰にあたってのハードル

夫もわたしも実家が遠く、地縁も血縁もありませんので、保育園以外に頼れる先がありません。病児保育は市内に数か所ありますが、復帰時点では利用可能月齢に達していませんでした。

また、こどもが母親べったりなタイプで人見知りも激しく、これまで一時保育などを利用したこともほとんどなかったため、長時間あずけるのも難しいと感じていました。

無理をすると育児も仕事も続けられないことはわかりきっているので、派遣会社にかなり無理を言ってみることにしました。妊娠中は産休育休をとれること自体ありえないと思っていたので、無理を言ってみてダメならどうにでもなーれっ!という気持ちでした。

 

わたしの育休復帰の条件

こどもに無理をさせず、わたしも無理をしないために、時短、近場、原則残業なしで探してもらうことにしました。

業界と業務内容については、これまでずっと医薬品関連で働いていたので、できればこれまでの経験を生かしたいけれど、どうしても見つからなければこだわらないと伝えました。

時間給については、勤務条件が不利なので、現状維持をめざすと派遣会社から先手を打たれました。

時期的に新年度と重なり募集がそれなりに出る時期ではあるし、業界経験やスキルもあるとは言え、育休復帰で時短勤務というのは不利には違いなく、派遣会社は「募集を待たずに営業をかける」作戦をとってくれました。

派遣先企業からの募集を待つと、勤務時間などが先方の条件に合わないと書類を出せなくなってしまうので、募集が出る前に書類を持って営業をかけるのだそうです。そうすればスキルや経歴を見た上で、勤務条件面で折り合える範囲であれば採用の目があるとのことでした。

派遣会社は機械的にマッチングしてるだけでしょ?なんて、失礼な誤解をしていてすみませんでした……

 

派遣先決定までの流れ

2月に保育園の入所決定通知書を受けとってからすぐに派遣会社に連絡をしました。3月初旬には派遣先の候補を出してもらいました。1社目は書類提出段階で勤務時間が折り合わないとのことでハネられ、2社目は職場見学に進み、3月半ばに契約書をいただきました。

職場見学の時点では、こちらの状況は派遣先にあらかじめ説明されており、わたしからは詳細を補足するだけでした。育児状況についても「みんな通る道だから」とあたたかい理解を示してくださり、希望通りの時短、近場、残業なしで勤務することになりました。

 

育休復帰後の手続き

派遣先が変わるなど、育休復帰後の勤務実態が保育園への入園申請時と異なる場合は、勤務証明書を作成しなおして再提出します。

また、復帰後に時短勤務となる場合は、健康保険の育休等終了時報月額変更届と厚生年金の養育期間標準報酬月額特例申出書を提出し、健康保険料と厚生年金保険料は減額、かつ、標準報酬月額を産休前と同様とみなす(→将来もらえる年金額が時短勤務で不利になることを防ぐ)特別措置を適用してもらえます。

 

育休復帰後におもうこと

復帰後の仕事は、産休前にも働いていた業界で英語を使ったデスクワーク(翻訳、QCチェック、文献調査など)です。

結果的に、派遣会社からは業務内容も勤務時間もわたしの希望にぴったり合った派遣先を紹介してもらった上、派遣先が育児に対してとても理解があり、育休復帰から現在までの1年間とても快適に働くことができているので、思いきって正直なところを話すのは大切だなあと思いました。

また、あとで聞いたところによると、派遣先の意向としては、勤務時間は短くても業界経験とスキルがある人を希望していたとのことでしたので、コツコツと努力してきたのが報われた想いでした。

贅沢を言えばもう少しお給料はあがってほしいし、もう少し勤務時間も伸ばしたいですが、これは今後のわたしのがんばりと、こどもの様子次第ですね。

以上、現場からでした。