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英検準2級に落ちたわたしがTOEICスコア900を超えて英語が8割の仕事につけた学習法を公開するよ!

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この記事を開いているということは、あなたは英語ができるようになりたいけれど、どうも苦手で困っでいる大人の方でしょうか。

かくいうわたしも学生の頃は英語が苦手でした。中学から高校まで英語のテストはだいたい平均点ギリギリで、高3の夏に英検準2級(高校中級程度)に落ちる始末。大学生になると英語で書かれた実験項の解読に四苦八苦、社会人になってからは英語に出くわすたびに身構えてビクビクしていました。

それでも、現在のわたしは英語が8割の職場でデスクワークをしています。仕事は翻訳(日英/英日)、チェック、文献調査、会議資料作成など。TOEICは何年か前にスコア940をとりました。ちなみに海外経験はありません。

こんなわたしなので、英語への苦手意識はとてもよくわかるつもりです。また、苦手を克服してしまえば英語はとても便利な道具になること、確実に世界を広げてくれることも知っています。

この記事があなたの英語学習の一助となりますように。

 

なお、この記事は英語に苦手意識がある大人が英語学習をやりなおすことを想定しています。高校生以下の受験英語対策や、英語を生業としている人向けではありませんが、それでもおつきあいくださるならウェルカムです!

 

前提「英語のためだけの勉強」はおすすめしません

いきなり真逆のことを書くようですが、わたしは「英語のためだけの勉強」はおすすめしません。正直、そんな勉強はやめたらいいと思います。

なぜなら「英語のためだけの勉強」は英語が苦手な人にとって「おもしろくないから」です。もっとぶっちゃけて言えば「苦痛以外のなにものでもない」。そうでしょ?

中高生が英語嫌いになるのは、成績のためだけにまったくおもしろくない勉強をさせられているからだと思います。

 

Step 1. 英語を使って何をする?

まず意識したいことは「英語を使って何をしたいか」です。

なんとなくキラキラした夢や憧れを描くよりは、リアルで生々しい欲求を原動力にする方が続きます。時給を上げるとかクソみたいな会社をやめて転職や独立するとか愛をささやきたいとか、最高ですね。ま、大人ですから「表向きは」キラキラした目標を掲げておいた方が格好はつくと思いますけど。

なんにせよ、英語学習がイヤになってきたとき、英語を使って何をしたいかを思い出すことでやる気を取り戻せます。

 

また、英語を使って何をしたいかによって、4つのスキル(読む/書く/聞く/話す)のうち、重点的に伸ばすべきスキルやレベル感も自然に決まります。4つすべてをバランスよく伸ばすのが理想ですけども、時間は有限なので、ターゲットをしぼって無駄なく学習しましょう。

たとえば旅行が目的なら、現地の観光情報の収集(読む)や、現地の代理店とのやり取り(読む/書く)、現地で出会う人との会話(聞く/話す)程度ができるようになればよいわけなので、学習したい分野は旅行や現地の文化に関するもの、レベル感は日常会話程度です。論文を専門の雑誌に掲載することが目的なら、先行研究の収集(読む)、論文作成(書く)、雑誌や査読者とのやりとり(読み/書き)ができるようになればよいわけで、学習したい分野は研究テーマに関するもの、レベル感は技術英語です。この場合、日常会話はあまりできなくても問題ないことになります。

 

これだとだいぶ偏ってしまうのではないかと心配されるかもしれませんが、英語をしたいことのための道具と考えるならば偏りは許容できます。最初に高校生以下の受験英語対策向けではないと書いたのは、そのとおり偏るからです。

学習の過程で「英語を使って何をしたいか」がブレるのは問題ありません。ひとの気持ちはうつろうものですし、環境も日々変わりますので、その時々でしたいことがはっきりしていればOKです。

 

わたしの場合の「英語を使って何をする?」

わたしは以前は実験系の仕事をしていたものの、なんとなく合わないと感じていました。そのとき隣の部署でデスクワークをしている人たちは、実験の結果報告書をまとめて書類を作り、日本語を英語に、そして英語を日本語に訳すだけで、おもしろそうな情報にたくさん触れることができていいなあと思いました。「英語ができれば楽でおもしろい仕事ができるかも!」という呆れた動機で今までやってきています。

余談ですが、楽でおもしろそうに見えた仕事は、やってみるとちっとも楽ではありませんでした。まあ、おもしろいのでよしとします。

 

Step 2. iKnow!で基礎固め(目安:TOEICスコア600以下)

TOEICスコアはあくまで目安です。感覚的には辞書を引く回数が多くてどうも読み書きが進まず苦手だと感じている方や、英会話を習っても聞き取れなかったり、言葉がなかなか出てこなかったりで会話がツラい方を想定しています。それ以上のレベルの方はこのステップは読み飛ばしてOKです。

 

ここで意識したいことは「読めない(聞けない)ものは書けない(話せない)」ということです。わたしの感覚では豊富な順に「読める語彙→聞ける語彙→書ける語彙→話せる語彙」です。こどもの場合は読める語彙よりも聞ける語彙が多いでしょうし、読み書き中心の学習により聞ける語彙よりも書ける語彙が多い人もいるでしょうから、個人差はあると思います。

ただし、読める語彙より書ける語彙の方が多いことや、聞ける語彙より話せる語彙の方が多いことはまずありません。そこで、まず読める/聞ける語彙を増やすことが近道です。

また、高校までの日本人の英語学習は読み書きばかり力を入れており、聞いたり話したりする時間が圧倒的に足りていないので、読める語彙に比べ聞ける語彙はすごく少ないことも意識しておきたいです。

 

最初に「英語を使って何をしたいか」をはっきりさせたのは、このステップがそれなりに時間がかる単調な反復練習だからです。多分イヤになる時期がやってきます。それを乗り越えてコツコツ続けることで辞書を引く回数は激減しますし、英会話でも言葉が口をついて出てくるようになります。

わたしはこの基礎固めの段階で、TOEICのスコアが725に達しました。iKnowをはじめた頃はすぐ疲れてしまい、学習時間は10~15分×週3日程度でしたが、慣れるにつれて時間が伸び、最終的には30分×週5日になりました。

 

以下、iKnow! とわたしなりの活用法を紹介します。

iKnow!とは?

iKnow!で英語。ちょっとの努力で、大きな成果を。 - iKnow!

iKnow!とは、DMM.comが提供する英語学習プラットフォームです。月額利用料は1ヶ月プランなら1480円、12ヶ月プランなら780円です。ランチ1回分ですね。使い方についてはiKnow! ガイドを読んでくださいね。

 

iKnow!でできること

iKnowでできることは語彙の基礎固めです。レベルや学習目的に応じたコースで4つのスキル(読む/書く/聞く/話す)を使って学習します。

具体的には、単語を目で見て、耳で聞き、書き取りし(ディクテーション)、発音し、さらに、学習した単語を含む文章を目で見て、耳で聞き、書き取りし(ディクテーション)、発音するという流れをくりかえします。発音は必須ではありませんが、書き取りついでに聞いた単語や文章を真似する(シャドーイング)といい感じです。

iKnowは、コースをいったん終了したあと、記憶を定着させるのにちょうどよい時期に再学習を提案してくれるので、表示される順に復習すればOKです。

 

iKnow! のコースの選び方

iKnow!には中学生レベルから留学準備、ビジネス英語まで様々なレベルのコースがありますが、選び方のポイントは、簡単すぎるくらいのレベルからはじめることです。ジャンルも一般的な「英会話マスター」から始めるとよいと思います。

このステップはいわば筋トレなので、負荷が大きいと続きません。簡単なレベルのコースでも文章を使った学習が含まれているので、いろいろな単語や文型に触れることができます。

「英会話マスター」が終われば、興味のあるコースを探します。中級/中上級コースがしんどくなくなる頃には辞書を引く回数はだいぶ減り、聞きとれる単語や文章が増えているはず。

上級コースにはかなりマニアックな単語も出てくるため、興味や学習する理由があればどうぞといった感じです。

 

Step 3-1. 応用編:インプット量を増やします

ここで意識したいのは「外国語は母国語以上のレベルにはならない」ということです。つまり日本語でわからないことは英語でもわからない。逆に、日本語でなじみのあるものは英語になってもわかりやすい。

 

基礎固めをしながら「日本語」をたくさん読み、ある程度基礎固めができてからは「英語」を読み始めました。

ここで読むものは興味のある分野の情報です。日本語でなじみのあるものは英語になってもわりと読みやすい上、多少難しくても読んでやろうというモチベーションを持てます。

特に、日本語版がある洋書や英語のニュースサイトなど、日本語と英語の両方が手に入るものは教材としてちょうどよいです。日本語版を読んでから英語版を読むと内容が分かりやすいですし、英語版で知らない単語に引っかかるたびにいちいち辞書を引く必要もありません。見くらべて意味を推測できます。(さすがにまったく見たことのない単語は辞書を引いた方がよいとは思いますが……)。また、日本語と英語の表現の違いなど眺めてみてもおもしろいです。

 

ちなみに、興味のない分野の洋書や、英語教材をとりあえず読んでみるというのは最悪です。教材として推薦されていても合わないものは合わない。やってみればわかりますが、正直むちゃくちゃつらい。わたしは実際に放り投げたので、ほんとうにおすすめしません。

 

Step 3-2. 英会話にも挑戦

ある程度基礎固めができてから英会話にも取り組みました。

それ以前にもやってみたことはありましたが、いきなりグループレッスンに参加したのでほとんどしゃべることができず、聞くだけになってしまい、おっくうに感じて続かなかったのでノーカウント。

 

ここで意識したいことは「表現したいことがないと表現できない」ということです。目の前の人に伝えたいこと、共有したいことはありますか? それがないと、いくら英語のスキルが伸びても表現はできません。英語のためだけの勉強をおすすめしないのはこれが理由です。

 

はじめての英会話にはオンライン個人レッスンが手軽でおすすめ

英会話のレッスンには、個人/グループ、オフライン/オンラインといろいろありますが、はじめての英会話にはオンラインの個人レッスンが手軽でよいと思います。

オンラインレッスンをおすすめするのは、お試しレッスンがあり、費用が比較的安く、自宅から好きな時間に受講できるからです。

個人レッスンをおすすめするのは、グループレッスンには講師のファシリテート能力によって一言もしゃべることができないまま終わってしまうリスクがあるからです。もちろん講師のファシリテート能力が高ければ初めてでも会話に入れるとは思いますが、他の参加者がとにかくしゃべりたいタイプだとけっこうつらい。個人レッスンの時間はすべて自分がしゃべってよい時間なので、はじめては個人レッスンがよいと思います。

ちなみにDMM英会話の有料会員になるとiKnow! が無料で使えるので、iKnow! ユーザにはDMM英会話がおすすめです。月額料金は5980円なので(毎日1レッスン/25分)、飲み会1回分強ですかね。

オフラインのグループレッスンや英会話カフェは応用編

ほとんどしゃべれなかった経験から、はじめての英会話にグループレッスンはおすすめしませんが、会話自体にある程度慣れて、聞く/話すスキルを高めたいならば、オフラインのグループレッスンや英会話カフェもよいと思います。

会話に慣れると、オフラインの空気感は楽しいものです。ジェスチャーや表情をコミュニケーションの一部として使えるのもよいし、会話がどういう方向に展開するかわからないスリルも楽しめます。

お住まいの自治体によりますが、自治体の生涯学習セミナーを利用して激安でオフラインのレッスンを受講することもできます。わたしが受講したものは90分×20回で18,000円くらいだったような。講師1人に受講者20人超でしたけどねー。

 

オフラインの個人レッスンは特別なニーズに対応できる場合も…

教室や先生によりますが、オフラインの個人レッスンは会話だけではなく、書いた文章を添削してもらったりなど、特別なニーズに対応してくれる場合があります。そのぶんレッスン料は高いです。特にメリットを感じなかったのですぐやめました。

 

 

ここまでに書いた基礎固めと英会話で、TOEICのスコアは860になりました。その頃にはグループレッスンのイギリス紳士先生のマシンガントークを笑いながら聞けるようになっていました。

 

以下、とっても不本意ですが英語のためだけの勉強の話をします。

 

 

Step 4. 英語のためだけの勉強:TOEIC900を狙う

基礎固めと英会話でTOEICスコアは860になりましたが、900の壁は厚かったのでTOEIC用の勉強をしました。

TOEIC用の勉強とはすなわち、まずはTOEIC用の問題集を1冊買ってきて、すらすら解けるようになるまでひたすら解くことです。わたしの使った問題集は3周することをおすすめしていたので、素直に3周しました。

基礎固めができていれば、TOEICは慣れとテクニックでスコアを伸ばせます。

TOEIC900超えを狙った理由ですが、2015年頃からTOEICのスコアで足切りしている求人をちらほら見かけるようになり、なんかイラっとしたんですよね。読み書きに不自由を感じなくなり、それなりに喋れるようになっても、テストのスコアごときに阻まれるという現実にイラっとした。ただそれだけです。これまた呆れた動機ですな。

 

Extra. 英語のための勉強:文法学習

文法学習についてはここまでまったく書いてきませんでした。単にここまでの過程で文法を集中して学習した時期がなかったからです……。

わたしの場合、ある程度できるようになってから「どうしてこういう書き方をするの?」「このパターンは見たことがないなあ」と感じることが増えたので、ようやく文法の参考書を買ったという感じです。文法の規則はある程度英語に触れてからの方が、すっとしみこんでくると思います。

参考書は、定番の「表現のための実践ロイヤル英文法」と大西泰斗先生の「1億人の英文法です。前者は英語で正しく表現するための英文法、後者は話すための英文法をうたっており、いずれも英語で表現したい人向きです。「1億人の英文法」はイラストがかわいく直感的にわかるので好きです。大西先生は語学番組もおもしろいのでそちらも要チェック(脱線!)

 

個人的な意見ですが、文法は、英語への苦手意識がなくなってからしっかり取り組めばよいのではないでしょうか。ちなみに現在は英語で仕事をしている関係上、基礎を外すわけにはいかなくなったので、時々復習しています。

 

さいごに︰英語学習の制約を希望にかえよう

各ステップのはじめに書いた「意識しておきたいこと」をあらためて書き出してみます。

  • 読めない(聞けない)ものは書けない(話せない)
  • 外国語は母国語以上のレベルにはならない
  • 表現したいことがないと表現できない

これはいろんなところで言いつくされていることで、私のオリジナルではありません。こうやって書き出してみるとなんともネガティブだなあと思うので、ちょっとひっくり返してみました。

  • 読める(聞ける)ものは書ける(話せる)ようになる
  • 外国語は母国語程度のレベルにはなれる
  • 表現したいことがあれば表現できるようになる

こうやってひっくり返してみると、少しだけ希望がもてるような気がします。

 

グッドラック!