つむりの暮らし手帖

晴れの国からこんにちは。

日本地図のビジュアルと体感が案外違った話

今朝のTwitterより

子どもの頃に日本地図をひととおり暗記させられ、北海道から順に沖縄までひととおり正解できたはずなのに、時間とは残酷なもの。

47都道府県のうち、7県は不正解だった。

都道府県名は47いちおう覚えているのだけど、行ったことのない県は地図上の位置と県名が結びつかず、あっこれ日本地図が記憶からきれいに抜けたなと思った。

日本地図が抜けると自分の生活圏(北陸・近畿・中国地方で暮らした経験がある)からスタートして県を跨いで長距離移動するルートを基準に都道府県の位置関係を推測するようになるらしい。主に高速道路と鉄道路線、時々飛行機。

移動の体感と日本地図で見る県にはギャップがある。

たとえば私にとって京都はあまり広くない海なし県で、兵庫の海と言えば瀬戸内海だけど、日本地図で見る京都や兵庫は日本海側まで広がっていて驚く。脳内日本地図が歪んでいる。

脳内の四国は実際より反時計回りに傾いている。愛媛はもっと西で南だと感じるし、香川がそこまで狭いイメージはなかったし、徳島は香川くらい北だと思うし、高知は想像よりもはるかに広い。

主観的体感に頼りすぎて歪んだ認知が客観的俯瞰的な視点から補正される体験がなんとなく面白いなと感じた。自分ごととそうでないものが分かりやすく視覚化されてしまう点も。実物に触れるということは大切なんだと思う。旅に出たら多少は自分ごとになるだろうか。

 

最近マガポケで読みはじめた。

都道府県擬人化バトルマンガ。

ご当地ネタがいろいろヒドくていいと思う。