幼児に学ぶ服選び。好きが詰まったワードローブは潔い
娘(5歳)のワードローブは潔い。
娘のすごいところ、着たい服が明確。着たくない服は持ってても絶対に着ない。ここしばらく娘に服のカタログ見せて選んでもらってるけど、娘が選んだものはまず間違いなく似合う。そして満遍なくしっかり着倒してサイズアウトする。お気に入りしかないから毎朝楽しそう。いいなあ!うらやましい!
— つむり@頭に毬藻が生えている (@TsumuRi) 2021年11月1日
娘は2歳頃から着たい服しか着なくなった。
親が選んだ服は着ず、ムダになることが増えたので、娘の服は買う時点で娘が選ぶことにした。
価格や素材や作りについては事前にある程度制限をかける。ベルメゾンの子ども用カタログから好きなものを選ぶ方式。時々ユニクロや西松屋の店頭。
娘のワードローブは
- 半袖Tシャツ5〜6枚
- 長袖Tシャツ4〜5枚
- トレーナー(裏毛)4〜5枚
- ボトム(ズボン・キュロット)5〜6枚
- 休日枠(スカートやワンピースなど保育園で着られないもの)1〜2枚
- アウター・小物類…必要に応じて1点ずつ
毎年こんなラインナップ。娘はこの枚数の中で好きなデザインの服を選ぶ。
漢字を読めない娘は、保育園で使いにくい素材や形(例えばフード付きは保育園NG)、娘本人の肌に合わない素材、着心地を好まない素材や型(硬め素材、ゆとりのない仕立てはまず着ない)を選んでしまうことがあるので、その点は娘に説明して却下。保育園で着られなさそうなものを納得せず欲しがるときは枚数を絞って休日枠に加える。
価格で却下することはほとんどない。割高でもフリルやチュールや大好きなキャラを身につけたい気持ちは分からなくもない。そもそも定価で買える価格帯しか見せてない。セールを漁ることもしなくてよい。楽だ。
こうして完成した娘のワードローブは潔い。好きと必要でいっぱいで、妥協や無駄が微塵もないから。色柄のダブリはあるけれど、毎日着たいお気に入りだからそれは無駄じゃない。娘は毎朝ご機嫌で服を選ぶ。毎朝自分が可愛いことを鏡で確かめて保育園に行く。
そんな娘を見て心底うらやましいと思う。私のワードローブは妥協や流行や見栄や大人の事情でいっぱいだ。そもそも自分が何を好きなのか昔からよく分からない。私の中には私がいない、そんな気さえする。
スタイルのある人になりたいなぁと思う秋の夕暮れ、黙々と服を整理する。
昨日娘の手袋を買いました。
朝の散歩に出ると風が冷たく、娘が「手袋がないと凍えちゃう!」と言うので、そのままお店に向かってお買い上げ。もちろん娘が選びました。
私家版ベルメゾンガールズコレクション2021