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くらしのおと。

24時間、365日をいきている。

ミニマリストに憧れて~断捨離の真似事から「時間を生む家事」への変遷~

今週のお題「お部屋自慢」にかこつけて、今日は年初から一生懸命に取り組んでいる「時間を生む家事」のおはなしでも。 

 

「時間を生む家事」とは何ぞや?

「時間を生む家事」とは、「家事の手間を減らし、時間にゆとりを作ってくれる家事」のことです。主に片づけと家電による自動化を進めています。時間は有限で絶対に増えないからこそ、「時間を生む家事」には価値があります。

これまで整理整頓や掃除術の本を何冊も読んで試していたわりに、本の理想とするゴールにたどり着く前に挫折するばかりだったわたしですが、今年になって「時間を生む家事」という概念を手に入れたことで、ようやく片付けを継続できるようになりました。

 

これまでの片付け本では続かなかった理由

これまでの片付け本では続かなかったのは、片付け本が提案する手法の問題ではなく、動機や目的を明確にしないまま、いいと聞いたからとりあえずやってみるというマインドの問題だと思います。

変化を起こすことは現状維持よりも負担が大きいです。また、多くの片付け本がものを減らすことを勧めますが、ものの処分には手間と心理的な痛みが伴います。わたしは「いいと聞いたからとりあえず」程度ではそれらのハードルを超えられませんでした。

 

でも、時間が圧倒的に足りない

わたしにとっての転機は、「時間が圧倒的に足りない」という意識が生まれたことでした。

時短と言えども仕事があり、子育てがあり、今年度は保護者会の役員の仕事もあります。その一方で本も読みたい、ブログも書きたい、たまには週末に自分のためだけに出かけたりもしたい……それでもやっぱり、こどもと過ごす時間は減らしたくない。ほんとうに、時間が圧倒的に足りない!

結局、なんとかして時間を作り出すしかないのです。そして作り出せるとすれば、毎日一定の時間を取られる家事の負担を減らすしかない。そんなタイミングで読んだのが「金持ち父さん 貧乏父さん」でした。

 

金持ち父さんの金言


改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

有名な本なので紹介は割愛しますが、この本の一節『「資産」はわたしのポケットにお金を入れてくれる、「負債」はわたしのポケットからお金をとっていく』の、「お金」を「時間」に置き換えて、家の中での家族やわたしの行動に当てはめると、わが家の課題がすっきり整理できました。

 

金持ち父さん風に言えば、家事における負債とは「わたしのポケットから時間をとっていくものごと」です。たとえば……

  •  冷蔵庫の在庫や調理器具をしょっちゅう探している→チリも積もればなんとやら式に時間を取られる
  • 料理しかけのものをチョイ置きしたいのに、場所がないから毎回場所を作っている→チリも積もれば(以下略)
  • あれがないこれがないといちいち家族が聞きにくるからわたしが探して渡す→チリも(以下略)
  • 置きっぱなし/出しっぱなし(チラシ、脱いだ服、おもちゃ、使用済みの食器)→後でまとめて片付ける時間が必要

 

このような負債がなくなるシステムさえ作ってしまえば、少しですが時間は生まれます。そして、そのシステム作りである「時間を生む家事」は、家事において金持ち父さんの言うところの「資産」を形成する作業です。

 

片付け本の理想を目指す必要はない

自分にとっての課題がはっきりすると、片付け本の理想像はどうでもよくなりました。片付け本はすっきりした部屋や極限までものを減らすことを推奨しますが、それがよいかどうかは、個人の好みと目的によります。わたしは「時間を生む家事」に該当しなければ、アイデアがよさそうでも取り入れないことにしています。

 

ちなみに、わが家はすっきりした部屋を目指して一度失敗しています(苦笑)

 

すっきりした部屋の失敗例:わが家の場合

こどもが生まれたとき、ひと部屋は「何もない部屋」にしました。あかちゃんだったこどものために掃除がしやすいことを重視し、事故につながるような落下物の可能性や、こどもに触られたくないものを徹底的に排除しました。

ところがこれが大失敗。大人が楽しめるものが何もないので、夫はその部屋にはいつかず、雑然とした別室へ。こどもの方は、自分で動けるようになると、容赦ないギャン泣きでベビーゲートを突破し、台所や夫のいる別室へ行ってしまうようになりました。わたしひとりで何もない部屋にぽつんといてもしかたがないので、わたしもやはり別室へ。

「何もない部屋」は家族の団らんもない、真に「何もない部屋」でした! いくらすっきりしていても、家族が快適じゃないならダメですよね。わが家にはある程度は雑然とした要素が必要なようです。

 

開かずの押し入れが残っていてもいい

我が家にはいまだに「開かずの押し入れ」があります。しばらく開けていないので、何が入っているのかよく分かりません。

それらが家事における負債かと問うてみれば、開かずの押入れがあることで家事に時間を取られるわけではないから負債とは感じていない。また、大部分が夫のものなので、夫本人がその気にならない限り動かせない。したがって、空けないと困る事情が出てこない限りは先送りにしています。不用品を置いておくスペースにも家賃が発生するから置いておくこと自体がムダという考え方もありますし、こどものものが増えたらいずれ手を入れるのかしらとは思いますが。

 

そんなこんなで、片付け本の理想とは少しずれた方向で、わが家なりの「時間を生む家事」は着々とマイペースに進んでいるのです。

 

「時間を生む家事」の具体例

さて、「時間を生む家事」と言っても、実際に何をすればいいの?という話ですが、自分の好みに合っていて、将来的に家事の手間を減らし、家事にかかる時間を短縮できるシステムが構築できれば何でもよい!というのが結論。

 

わが家の場合、育休復帰以降はまず家事の自動化を進めてきました(食器洗浄乾燥機、ロボット掃除機など)。人が頑張らなくても、ある程度家電にまかせて自動化すれば時間は生まれます。家電の導入と運用も家事の一部です(笑)

 

それでも人のする家事は残りますし、散らかすだけ散らかして放置する家族もいるので、やはりまだまだ改善の余地はあるのでした。

そこで、わたしの担当分については、動線の無駄を減らすこと(配置換え)、探す手間を省くこと(ものの数を減らす、表示する)、まとめて片づけるならその時間をなるべく短縮すること(ロボット掃除機を動かす時にとりあえず放り込める場所を確保する)を主体にしています。

また、家族全員が家事に参加できるようにしたり、各自の持ち物は決まった場所に収めたりなどの協力体制があれば、わたしの時間は増えます。ここは今やり方を考えているところ。特に、2歳のこどもがお手伝いに張り切っているので、このエネルギーを(大人の都合の)よい方向に使わない手はないでしょう。ちなみに保育園では自分の持ち物を毎朝決まった場所に片づけてくれるので、しくみがあれば家でも同じことができるはず。現時点ではおもちゃをとりあえず放り込むための箱と、古い棚を利用したおもちゃ棚を置いていますが、片づけてくれたりくれなかったりです。

 

続けることの効能:自分のことは自分でどうにでもできる

さて、ほんとうに家事に無駄がなくなるまでは、まだまだ先は長いです。でも「時間を生む家事」を意識するようになっただけで、これまで続かなかった片付けが続くようになり、結果、毎日の家事の手間がすごく減りました。なにより、少し頑張ることで、その後は毎日少しですが自由時間が増えていることで、ストレスも減っています。

育児にしろ仕事にしろ、ままならないことも多くて、「自分のことは自分でどうにでもできる」という感覚も、忘れてしまいがちですが、わたしは家事をどうにでもできるようになったことで、なんとなくその感覚を取り戻せています。もしかすると、この記事でほんとうに書きたかったことはこれかもしれないなあと、ふと思いました。

 

最後に、わたしが参考にしている片付け本を紹介して締めますね。

 

参考書籍

片付け本の紆余曲折を経て、現在のわたしの片付けのお手本は、やまぐちせいこさんの「無印良品とはじめるミニマリスト生活」です。「広くはない賃貸アパート」なのに、すっきり落ち着いた家の中の色彩と、余白感がちょうどいい感じで、もう少しものを減らしてこんな感じに住まえればいいなと思っています。


無印良品とはじめるミニマリスト生活

 

こどもが自分でものを管理するしくみ作りについては、保育園の衣類やおもちゃの棚のシステムがとても参考になります。場所を決めて表示し、出し入れの手間がかからないようにすることがポイント。製造業・サービス業の人なら「5S活動」でなんとなくイメージできるかもしれません。明るく楽しく5S活動するとよいと思います!

書籍としてはOURHOME・Emiさんの「おかたづけ育、はじめました。~OURHOME 子どもと一緒にたのしく~」が写真が豊富でアイデアがまとまっていて読みやすいと思います。年齢に合わせて収納が進化していく様子も面白いですよ。


おかたづけ育、はじめました。~OURHOME 子どもと一緒にたのしく~

 

やましたひでこさんの「断捨離」シリーズや、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」も、もちろん読みました。かなり前のことなので、方法論よりは思想の部分だけがわたしの中には残っています。継続できるようになってはじめて、彼女らが言っていた断捨離または片付けの効能が実感として分かるようになった気がします。今読むとまた新たな発見がありそうなので、機会を見つけてまた読んでみたいなあ。

 

さて今日はここまで。進捗があればまたご報告します。