つむりの手帖

晴れの国からこんにちは。

6歳の子どもはまだまだアンパンマンエイジ

6歳の娘はまだまだアンパンマンがお好き。

わたし本人はアンパンマンはそこまで…と思っていたので、娘がもっと幼い頃にアンパンマンのおもちゃやぬいぐるみを積極的に与えたりはしてこなかったし、アニメも積極的に見せてはいなかった。しかしアンパンマンはいつの間にか子どもの心に入り込んでいる。たとえば小児科で流れているテレビ、キッズスペースのおもちゃ、保育園の絵本などを通じて。

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そんなこんな娘はまだまだアンパンマンエイジだが、家でアニメを見るわけでもなく、アンパンマンのぬいぐるみやおもちゃで遊ぶでもなく、絵本のアンパンマンを彼女は愛している。曰く、アニメのアンパンマンは子どもっぽいけど、絵本のアンパンマンはおもしろいそうだ。

たしかに、やなせたかしの絵本のアンパンマンは「バイキンマンめ!アーンパンチ!」のワンパターンではない。アンパンマンのライバルとして嫌われつつも人気キャラであるバイキンマンの登場回数は他のキャラに比べて多いが、バイキンマンのイタズラは必ずしもアンパンチで解決するわけではない。また、バイキンマンが登場しない話は、物語の舞台や登場人物の特性によって様々な問題解決に至る。奥が深いぞアンパンマン

アンパンマンの絵本の文章の長さはひらがなやカタカナを覚える前の子どもに親が読み聞かせるのにちょうどいい長さで、また、ひらがなやカタカナをマスターして文を読み始めた子どもがひとりで読むにも手ごたえを感じる長さでもある。長くお付き合いできるシリーズだし、小学校に向けて音読の入り口にもよいのではないかな。

バイキンマンが出てこない話↓

ジャムおじさんの科学力を感じる話↓

ことは別にアンパンマンのアニメを絵本化したアニメ絵本もあるのだけど、読み聞かせがキツいので個人的にはあまりおすすめしない。やなせたかし作・絵の絵本を推したい。