つむりの暮らし手帖

晴れの国からこんにちは。

他愛もないことを、ただただ聞く

朝晩冷え込むようになり、娘が「お母さん、お風呂溜めよう?」と言うようになりました。

聞けば「お母さんとお風呂でゆっくりしたいの」と可愛らしいことを言うので、まだシャワーでもいいのにと思いつつ、湯船にお湯を張ると、にっこりした娘が「早く、早く」と。

私はどちらかと言うとお風呂なんて最低限身体の清潔が保てればよいと考える方で、のんびりするよりサッと済ませたいと思っています。けれど他愛もないことを「お母さん、あのね」「保育園でね」と夢中でお喋りする娘は、湯船に浸かってほんのり赤くなった頬もあって、なんだかとても幸せそうで可愛らしくて。

娘はあと何年かでお母さんが一番の時期を卒業するから、他愛もない話を宝物みたいに話してくれるのは本当に今だけなのかもしれない。それなのに私は話を片手間で聞いたり、娘がお喋りに満足したか確認せず大人都合で切り上げたりしてきてて。お風呂なら途中でいなくなったりできないし、ちゃんとお話を聞いてくれる、娘なりにそう感じているのかもしれません。

お風呂の底より深く反省した秋の夜長。

 

今週のお題「お風呂での過ごし方」

 

 

娘の話を聴くために読み始めました