つむりの暮らし手帖

晴れの国からこんにちは。

【転勤族の妻】子どもの引っ越しストレスにどう対処したらよいのか問題

絶賛引っ越し準備中。

やることが多すぎてドーパミンが出すぎてる気が……

引越しってなかなかにストレスが大きいので、娘の小さな胸がはち切れないか心配になってきた今日この頃。

1967年に米国で開発された、社会的再適応評価尺度(SRRS)といって、配偶者の死を100、結婚を50としてライフイベントによるストレスを測定するための尺度がありまる。

これをベースとして1988年に夏目誠氏により開発された日本版のストレス点数表によると引越しのストレスは47。

出典:NHKスペシャル シリーズ キラーストレス

これを大きいと見るか小さいと見るかは個人差があるとは思うんだけど、1年間の合計点が

  • 260点以上:ストレスが多い要注意の段階
  • 300点以上:病気を引き起こす可能性があるほどストレスが溜まっている可能性がある段階

ということだそうだ。

人事異動による引っ越しの場合は他にも該当項目があるので200点近くなるか。

 

ここまでは大人の話で、問題は子どもの方。

年端もいかない幼児にとって親の転勤で地方を跨いで転居するのは人生をかけて築いた生活基盤の完全なる喪失体験に等しい気がして。

娘は今5歳で、0歳から5歳まで過ごして親しんだ自宅を失い、覚えた街を失い、近所の友だちを失い、1歳から過ごした保育園を失い、保育園の友だちや先生を失い、引っ越しの前後で全てなくす。

さらに、新しい家を覚え、新しい街を覚え、新しい園を覚え、新しい友だちや先生を覚え……0歳から5年かけてしたことを、多分1年かそこらでしないといけない。

こりゃなかなかのハードモードだと母としては思うわけよ。そしてうちの娘はビビリである。新しい家が娘の安全基地になるまでなかなか大変な日々が待っているのかも。

ちなみに影響は既に出てるようで、おもらしが増えたり、特に怖くもない場面で「こわい」と言うことが増えている。娘の喪失体験を一緒に受け止めていくしかないのかな。娘の中にあるはずのレジリエンスの萌芽を信じたい。